塩ビの弓

 以前こんな「竹の弓」を紹介したのですが、、、今回はそれに関連して新たに「塩ビの弓」です。時代といえば時代ですが、これならホームセンターに行けばすぐに手に入ります。そして、安くて簡単なだけでない、なかなかの優れものです!
 見てもらえば説明は不要。新人指導には最適最高の道具です。塩化ビニールの管にタコ糸でも荷造りロープでも、張ればできあがりです。
 写真の弓は、まだまだ発展段階です。現在、浅野くんの指導のもと、日々進化を続けています。
 引きの強さは、塩ビ管の太さや長さで簡単に調整できます。
 グリップは竹の弓でも紹介したように本格的なグリップを付けてもいいのですが、ちょっと和弓を参考にグリップ部分にテープを巻いたり、印を付ける方法が簡単です。サイトもとりあえずはサイトの高さに赤いマジックで印を付けていますが、本格的なサイトならホームセンターで「ヒートン」を買ってくれば、サイトにもレストにもなります。そう、この弓は左右兼用ですが片側にサイトやレストを付けて、ストリングを裏返して張れば左用に早替わりです。弱ってきても、裏返せば元通りです。
 そして最後にもう一つ、この弓は射てるんです。レストを付ければもちろんですが、その前段階として素引きの指導の延長で矢をつがえずにリリースしても平気です。弓が傷むことなど気にする必要はありません。この段階でリリースの感覚やイメージを教えられるのです。
 どうです、すごいでしょう。ひらめいたもん勝ち、やったもん勝ちの最高の初心者指導弓具だと思いませんか?!!
 ということで今からでもホームセンターに走ってみてください。高いお金を出さなくても、数百円で弓ができあがります。
 
 で、ここから先、ちょっとまたまたひらめいたことがあって、思い付きで秘密兵器を作ってます。うまくいけば、また紹介します。お楽しみに・・・。

copyright (c) 2013 @‐rchery.com  All Rights Reserved.
I love Archery