Indoor Tune

 インドア(室内)での競技に使われる弓具は、通常のアウトドア競技とは本来まったく違った道具、チューニングが施されるべきです。なぜなら、インドアは

  1. 風が吹かない・雨が降らない −−− 外的条件の安定
  2. 最長25m / 最短18m −−−−−距離と飛翔時間の短さ
  3. これらがアーチャーに与える 心理的影響 ⇒ プレッシャーの軽減と高得点への意識

という特別の条件が与えられるからです。矢も弓も、そしてアーチャー自身も最長25mの無風の中で「安定」を求めれば良いのです。この時の「安定」には2種類あります。

  1. 発射された矢の飛翔過程における安定
  2. その矢が発射時の過程において受けた弓と矢の安定

 この 1、こそがアウトドア競技においてカーボンアローが出現し、台頭した最大の理由です。矢のエネルギー(運動量)は m(質量)×v(スピード) で決まります。カーボンアローは断面荷重をアルミアローの約1.5倍に高めることで「空気抵抗に打ち勝つ力」を有し、少なくともアウトドアにおいてはアルミアローを駆逐しました。しかし、無風のインドアにおいては風や空気抵抗に打ち勝つ「弾道の安定」より、飛行姿勢の制御に関する「空力の安定」と矢の振動現象に起因する「アーチャーパラドックスの安定」を重視する方が絶対有利になります。これが矢に求められるインドア チューニングです。

そして 2、こそが弓に求められるインドアチューニングです。

 

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