ちょっと一言と、ごめんなさい。

 例えば、「儲けてますよ。」って言うと、「アイツは趣味で金儲けして・・・」と言われます。じゃ、「儲けてなんかいませんよ。」って答えると、「趣味で俺らの生活かき回しやがって・・・」と言われます。どっちに答えても、気に入らない人は、気に入らないのです。いい、わるいとか、情熱や主義主張なんか金儲けだけの人たちにはどうでもいいのです。ともかく存在が気に入らないのでしょう。。。。
 別にこのことで議論する気はありません。こんなことを考えたくもありません。 「パワーロッド80」の話です。
 正直結論だけ言います。こんなもので金儲けなんか考えてません。これを作るに至った経過は他のページを読んでください。性能や評価も書かれているとおりです。一期一会、いろんな人との出会いがあって、なぜか話が弾んで、なんとなく思いつきで、、、なんです。これによってカーボンの素材のことや作り方、そして800ギガパスカルという性能があって、品質や日本の技術があって等など、それを知って欲しかったのは事実です。知識のこと、性能のこと、違いのことを知っていただく機会を提供できたことは、本当に喜びです。
 が、250万円を使って作りたかったのは、単純に自分が使う道具、自分用のスタビライザーを作りたいだけなのです。納得のいく、満足できる、自分がシューティングラインの上で使える道具を作っただけのことです。なぜ、プロセレクトのリムを作るかといえば、あのリムに書かれているメッセージを送りたかったのと、自分が作ったハンドルに付けられるリムが欲しかっただけです。自分が使いたい、自分が使えるものを作って使うだけのことです。
 1977年、ヤマハに入った時「お前が使うもの、使えるものを作れ。」と最高のワガママを許してもらいました。「それが売れることで、アーチェリーを発展させる方法だ。」とも言ってもらいました。ほんとうはそれより以前からではあるのですが、自分が使いたいもの、点数を出すのに必要なもの、好きなものだけを利害や商売や金儲けはまったく考えずに作り、35年が過ぎました。イヤなもの、嫌いなものを使ったことはありません。
 ということで、「パワーロッド80」も使いもせずに、あるいは使っていいと思っているにもかかわらずに、いまだにゴチャゴチャ言う連中がいますが、そんなことはまったく無視して無関係に、、、、ごめんなさい。今、手元にある26インチの素材45本がなくなり次第、とりあえずは皆さんへのご提供は一旦終了させていただきます。
 評判が悪いからでも、使ってもらえないからでもありません。自分の使うスタビライザー1セット分を作るのに必要な250万円分の素材がこれで終わるので、とりあえずは終わります。ご理解ください。
 それだけです。 (^^ゞ
(2004年7月15日)

copyright (c) 2010 @‐rchery.com  All Rights Reserved.
I love Archery