間違いだらけの弓具選び と My Favorite,because

ノックのオマケ


時代がカーボンアローへと一気にシフトしたことで、これを知るアーチャーはまずいないでしょう。
1980年代後半、アルミアローはサイズやメーカーに関わらず、ノックは「接着剤」でシャフトのテーパー部分に固定していました。ところが世界のトップの間で、接着剤を使わずにノックをテーパーの研磨溝にネジのようにねじ込んで使いだしたのです。これが一般に浸透しなかったのは、普通のアーチャーがそれを知る機会がなかったのもあるのですが、それ以上にこの方法だと当然のように真っ直ぐに付けることもそうですが、その後も毎回矢取りのたびに1本1本回転させ、そして緩んでいないかのチェックをしなければなりません。
なぜこんな手間なことが自然発生的に出てきたのか。それはダーツの矢と同じです。最近はソフトダーツという種類があるようですが、本来のダーツではアーチェリー同様ボードに当たっている矢に次の矢が弾かれないために、矢(シャフト)に取り付けるハネ(フライト)は差し込み式になっていて、当たった時は抜け落ちてジャマをしないように工夫されています。同じようなことを求めたのです。接着していないノックは、もしそこにポイントがヒットしてもノックが弾き飛ばされてシャフトが大きく跳ねることはありません。時には的面にヒットしただけでノックを落とします。
当時そこまでして我々はダレル・ペイスの1342点を越えようとしました。その点数は今のカーボンアローで射つ1380点を越えるものです。
たかがノック、されどノック1個なのです。今も昔も。。。。

PS:個人的には、曲がりやすい不透明より、いっそ割れるなり折れてくれる透明のノックが好きです。ただし、ノックに次の矢がヒットした時は、不透明の方が透明より的中位置を大きく逸らすことはないように感じます。一長一短、一硬一柔。
2008年05月23日(金) No.36 (ノック)

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