間違いだらけの弓具選び と My Favorite,because

3スポット5リング


1980年代初頭、ラスベガスシュートをはじめとするビッグトーナメントで、ぞくぞくと300点のパーフェクトがプロによって樹立されだします。
その大きな要因が、現在では当たり前の「3スポット」(1的に1矢)インドアターゲット的の登場でした。この的が使われだした当初、それまでの40センチ的との区別はコンパウンド部門(当時はアンリミテッド部門と呼びましたが)とリカーブ部門で分けられていたのではありません。意外にもというか、当時は当然だったのでしょうが、「アマチュア」と「プロフェッショナル」で区別されたのです。コンパウンドボウを使っても、プロでなければリカーブのアマチュア同様1スポットの40センチ的を射たされたのです。
しかし3スポットだからパーフェクトが突然増えたわけでもありません。それまでにパーフェクトを目指すプロフェッショナルは多くの努力を積み重ねていました。その1つが「ノック」です。1960年代のPAA(プロフェッショナル アーチェリー アソシエイション)の時代から、多くのプロアーチャーは、ノックを取り付けるシャフトのテーパー部分をカット(切り落とした)した上からノックを付けていました。先の矢に後の矢が弾かれることを避け、継ぎ矢にすることで10点を確保しようとしました。今のアーチャーはこの意味も分からないかもしれませんが、実は今の差し込み式ノックはこの時のノウハウの延長なのです。なんら最新のアイデアでも発明でもありません。
それを知っているのは、パーフェクトを目指すアマチュアの1人として当時同じことをしていたからです。それだけではありません。
2008年05月23日(金) No.42 (ノック)

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