間違いだらけの弓具選び と My Favorite,because

ノックの大きさ


40年前は当然カーボンアローではありません。アルミアロー全盛の時代で、1980年代後半に終焉を迎えるまで続きます。そこで、この矢を見てください。今のACE520やX10の500とほぼ同等の当時のアルミアローがこれです。外径21ないし20といったところです。とはいえ、今はカーボン層でスパインを調整するのでサイズ違いのカーボンシャフトでも外径は同じですが、昔は硬い矢ほど太く厚くなりました。その結果、男性で実質45ポンドくらいで考えれば、昔と今を比較すればこれだけ太さの差が出るわけです。
このアルミアローに付いているのは、「ブジョン」ノックのこのシャフトサイズには標準となるLサイズ(5/16インチ)のノックです。柿の種よりピーナッツよりデカいノックです。そんな当時を今のアーチャーは知りませんが、こんな矢を3本ないし6本30mあるいは18mで射つことを想像してみてください。当時はインドアでも3スポット的はありません。同じ10点にこの矢が何本も刺さるのです。
1980年代はじめ、ダレル・ペイスがひとり18mで298や299と300点を目前にしていた時(距離も的の大きさも今と同じですが、記録としてまだ公認されていない時代でした)、その点数の意味するところはパーフェクトと同じでした。なぜなら、我々が射った的は10リングの1スポットです。3本であっても、先に刺さった矢によって後の矢が10点を外す不幸が30射の中では当然のように起こるのです。それはパーフェクトに近づけば近づくほどにです。
2008年05月23日(金) No.43 (ノック)

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