間違いだらけの弓具選び と My Favorite,because

ただの板切れ


1969年は、「クリッカーの年」といえるでしょうか。アメリカバレーフォージの世界選手権でハーディー・ワードが優勝した年であり、レイ・ロジャースの世界記録がジョン・ウィリアムスに破られた年です。そしてレイ・ロジャースこそが、1967年世界選手権を「ノークリッカー」で制覇した最後のチャンピオンなのです。
http://www.a-rchery.com/graffiti.htm
http://www.a-rchery.com/clicker5.htm
もし仮に「早気」(はやけ)を経験したことがないというめずらしいアーチャーであっても、クリッカーの偉大さは知っているはずです。今、あなたはノークリッカーで何点出ますか? 何本まともに射てますか? こんな大発明を誰がした..
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2007年12月08日(土) No.13 (クリッカー)

薄さこそが性能


だから何でもいいと思っているアーチャーが、世の中には多すぎるのです。特に近年、こんな道具↓を使うとなおさらなのですが、気付かないアーチャーがたくさんいます。
http://www.a-rchery.com/bow60.htm
まずクリッカーは、落ちる瞬間を音で知らせる。だから大きい音の方がどんな時でも、どんな緊張感でもいいに決まっている、と勝手に思いこんでいるのです。ところが、聴覚障害のまったく音が聞こえないアーチャーがクリッカーを使ってられるのを、見たことはありませんか。感じるんだそうです。音以外でも。そう、耳が聞こえようが聞こえまいが、クリッカーは「感じる」ものなのです。それは音の大小だけでなく、音色すらも聞き分けて..
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2007年12月08日(土) No.14 (クリッカー)

バイターの功績


バイター製のクリッカーは、一般的です。その理由はバイターが初めてネジの部分を、ドライバーやレンチを使わず手で回すことができる方式を考案したからでしょう。このセールストークによって、アーチャーは試合中でも簡単にクリッカー位置を前後させられるようになりました。
http://www.a-rchery.com/ideatais.htm
そしてもう1つの理由は、矢の当たる(ポイント先端が擦れる)部分に樹脂製のチップを取り付け、ポイント先端で出る「カリカリ」音を軽減したことです。
多くのアーチャーは、道具は市販されているものをそのまま使うのが正しいと勘違いしています。自分に合った道具を使うべきであり、自分に合わなければ探し、工夫する..
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2007年12月08日(土) No.15 (クリッカー)

個人的には


バイターのクリッカーを使っています。チップのお陰で試合前のテープ巻きはなくなりましたが、ネジの樹脂は使っていません。長距離では、エイミングのジャマになるので。
なのですが、本当はもっと大きな必然があります。バイターには「0.2ミリ」という板の厚さがあるのです。この薄さがいいのです。昔はバイターでなくてもあったのですが、今はちょっと知りません。他社製品を含め、0.25や0.3を使っているアーチャーが多いでしょう。
バイターはステンレス製ではありませんが、あまり薄いとメッキが難しかったり、ステンを含めこのような薄い板が少ないのです。コストを考えれば、打ち抜きで作ります。
http://www.a-rchery...
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2007年12月08日(土) No.16 (クリッカー)

音だけとは限りませんが・・・


こんなクリッカーを知っていますか。「サムクリッカー」、音ではなく親指の刺激で射つクリッカーです。1979年頃でしょうか、オリンピックゴールドメダリストのルアン・ライアンをはじめ、アメリカのトップが使い出しました。我々も試しましたが、個人的には手が小さい(親指が短い)ので、人差し指にヒットさせて使っていました。耳より皮膚からの刺激の方が反応が早く、隣のクリッカーで射つことがないということです。
それより前では、こんなクリッカーもありました。カリカリ音もそうですが、エイミング中の視覚に訴えるという方法です。これなどは、最近はカーボンアローの使用でサイト位置が高くなっていますが、昔は50mくらいか..
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2007年12月08日(土) No.17 (クリッカー)

クリッカーチェック


クリッカーは五感を駆使して使うのですが、そんなテクニックの中にドローイングしてフルドローに入る際、「クリッカーチェック」を行うアーチャーがいます。技術的な話はここではさておき、クリッカーチェックとはクリッカーの位置までドローイングができているかを確認する動作です。それは、アーチャーがクリッカー先端の動きを目で見て、矢のポイント位置まで引けているかを確認することで行います。実際にはあと数ミリでクリッカーが落ちるようにフルドローするのが一般的なため、ポイントのとんがり部分でクリッカーの板が動くことによって確認することになります。
そんな時、1980年頃だったと思います、全米選手権でアメリカの友人..
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2007年12月08日(土) No.23 (クリッカー)

エクステンションクリッカー


こんなクリッカーもあります。
http://www.a-rchery.com/clicker2.htm
1980年代後半、インドア競技において一層の高得点を目指す手段として、大口径アルミシャフトが使われだしました。常識的に考えて21や22径がスパイン的に考えて限界であった状況下で、23や24径で肉厚の薄いシャフトがアーチャーの要望から作られ出したのです。太いシャフトでオンラインを稼ごうというのです。(この後、この傾向が拡大するに至って、ルール上で太さの制限が設けられるようになりました。) しかし、肉厚の薄さにも限界があります。となれば、スパインを合わせるには仕方なく、長いシャフトを使うしか方法がありませんでした。そこで登場し..
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2007年12月08日(土) No.24 (クリッカー)