めっちゃ初心者教室(これから初めてみようという、あなたに・・・)

 何からするの?! 
 
 アーチェリーってひとことで言っても、いくつかの種類(競技)があるんです。弓を射つには変わりないんですけど、いろいろあります。
その前に言っときますがウィリアム・テルが射っていた弓と銃が一緒になったような道具はボウガン(商標)やクロスボウと呼ばれるもので、それはそれで組織も競技もあるんですがアーチェリー(洋弓)とはまったく別物ですから、くれぐれも間違わないように!! アーチェリーはケヴィン・コスナーのロビン・フッドです。それともうひとつ、「洋弓」と「和弓」の違い知ってます? 洋弓は鉄やグラスファイバーでできてて、和弓は竹!! 矢も和弓は竹で、洋弓はアルミ!!! いろいろ思うでしょうが、あんまり正解じゃありません。たしかに和弓では上級者は洋弓なんかより遥かに値段の高い竹でできた弓や矢を使うんですが、でも初心者や中級者はグラスの弓やアルミの矢を使います。弦にしても洋弓のようにケブラー繊維の物も使ったりします。では最大の違いは。それは和弓は矢を弓の右側につがえますが、洋弓は弓の左側に矢をつがえます。これは右射ちの場合ですが、これが和弓と洋弓の一番違うところでしょう。じゃ、この違いはどこからくるか? 簡単に言ってしまえば、和弓は親指に弦を掛けて引くのに対し、洋弓は親指とは逆側になる人差し指、中指、そして薬指の3本でストリングを引いて放します。このことは難しいんですが、ちょっとアーチェリーが分かってくると結構意味を持ってくるので忘れないように!!
 では、話を戻してアーチェリー(洋弓)ですが、近年日本においてはアーチェリーが2つに大別されるようになりました。今までアーチェリーと言えばこれから話す「リカーブボウ」のことを誰もが思ってたんですが、それがここ数年「コンパウンドボウ」って言う種類の弓が台頭しだし、世界でも一定の地位を確立して今後はアーチェリーの二大勢力となる勢いすら感じるようになってきました。アーチェリーは元々ロビンフッドのふるさとイギリスがその発祥の地なんですが、その後アメリカに渡って発展しました。アメリカでは現在もそうなんですが、その90%以上ほとんど100%に近い連中がハンティング(狩り)をアーチェリーの目的にし、日本のように的(ターゲット)をただひたすら射つような変な連中はあんまりアメリカにはいません。そんなアメリカでリカーブボウ(普通の弓)では鹿や熊を仕留めるぐらいの弓は強くて練習もしなくっちゃ、というわけで合理主義の偏屈アメリカ人が滑車の付いた変な弓を今から40年ほど前に発明しました。それがコンパウンドと呼ばれる弓です。昔は4ホイールといって4個の滑車が使われるのが一般的だったんですが、最近は2ホイールや1カムといったともかく偏心円の滑車やカムが弓に付くことですっごく強い弓がそのパワーを維持しながら狙っている時はすっごく軽いって弓が出来上がったんです。これはノーベル賞的大発明です。その後アメリカでは弓といえばコンパウンドを指すくらいに広がったんですが、このアメリカの合理主義をヨーロッパの連中は毛嫌いし、決して認めようとはしませんでした。ところがオリンピック競技として今後より一層発展しようと考えた時、あんまりリカーブボウにこだわっていてはまずいと考える偉いさんが出てきて、オリンピックはまだですが、世界選手権ではコンパウンドボウの種目を認めるようになったんです。そうなれば当然日本でも一発やってやろうという連中が増えだすのも当然でしょう。でも、まだまだ日本ではコンパウンドは少数派ですが、ともかくはこの2つからどっちをするのかを決める必要があります。
 
コンパウンド ボウ (Compound Bow)  
    滑車の付いた機械の弓
     
リカーブ ボウ (Recurve Bow)  
    昔ながらの普通の弓
 
 で、どっちをやるかは好き好きですが、ともかく道具が違うのと射ち方が違うのは知っておきましょう。でも、初心者のうちはあんまり考える必要はないかもしれません。まあ、リカーブボウの射ち方を覚えた後でコンパウンドに転向するのはそんなに難しくはないし、自分の弓を買う時になって考えても遅くはないでしょう。
 ついでにもうひとつ、これはコンパウンドにもリカーブにもそれぞれあるんですが、2つの競技種目があります。「ターゲットアーチェリー」と「フィールドアーチェリー」です。これも射てるようになって考えればいいんですが、いろんな楽しみ方があると思っておけばいいでしょう。それとターゲットアーチェリーには「アウトドア競技」(90・70・60・50・30M)と「インドア(室内)競技」(25・18M)があります。
 
ターゲット
(Target)アーチェリー
   平地で決められた距離を射つ競技です。
       
フィールド
(Field)アーチェリー
   ゴルフのように野山に置かれた的を射って回る競技です。
       
インドア
(Indoor)アーチェリー
   ターゲットアーチェリーのひとつの形式で、冬場に行われ距離も短い。

 

 どこで練習するの?! 
 アーチェリーの練習場のことを「レンジ(Range)」と言います。でも、このアーチェリーレンジって言うのは平地の練習場を指すので、ターゲットアーチェリーを主にする場所と思えばいいでしょう。それに対してフィールドアーチェリーをする所を「フィールドコース(Field Course)」と言います。で、これはすごく大事なことですが、アーチェリーの弓矢は元々「武器」であり正しく使えばハンティングに使うぐらいだから充分殺傷能力があります。間違ったら人を殺せちゃうってわけです。こんな道具を何の免許も許可もなく誰でも買えて使えるっていうのは、これまで大きな事故もなく、心正しい人たちが愛好してきたスポーツってことです。それと逆に言えばしっかり基本をマスターしなければ、普通の人には正しく使えないってこともあります。ということは、「安全」が確保できる場所があれば別にレンジでなくても裏庭や畑でもできるわけです。とは言っても、正しく使えば90Mを射つ弓です。よほど広い場所か塀に囲まれたような場所でないと、ある程度の距離を自宅で射つっていうのは難しいかもしれませんね。
 
 一般には長距離(90・70・60M)の射てるレンジと短距離(50・30M)だけのレンジがあります。

 インドアはほとんどが体育館を活用しています。

 
 昔、アーチェリーがブームの頃はボーリング場だけでなく空き地があれば企業はレンジやフィールドコースを造ったのですが、最近は練習場確保が難しいのが正直なところです。でも、アーチェリーは個人でできることや身障者の人たちも楽しめることから、地方自治体が公営のレンジ(屋外)や体育館にインドア(室内)レンジを併設する動きは結構あります。それと一般の人が使わせてもらうのは難しいかもしれませんが、大学や高校にアーチェリー部があるところは必ずレンジを持っているので活用できるといいですね。そしてある程度射てるようになれば、都会にはありませんが地方だと常設のフィールドコースもあり、そこで練習ができるでしょう。
 それから練習する時の格好は特に決まりはありません。スポーツのできる服装に運動靴(かかとのないシューズ)ならなんでも構いません。ただ、射ちだすとストリングが胸や腕のところを通っていくんで、あんまりダブダブでない、そして襟元がきつくない服がいいでしょう。ジャージでもいいんですが、夏場なんかは上はポロシャツかTシャツがいいと思いますよ。

 

 どれくらい当たるもの?!
 アーチェリーは当たれば勝ちの競技。どんな射ち方でもどんな道具でも、ともかく的の真ん中に一本でもたくさん当たった人が勝ちです。
 
   フィールド競技は的(ターゲット)が違いますが、ターゲット競技の場合は5色で各色2つの輪でできた的を使います。真ん中が10点で一番外側の白が1点です。輪から外れれば0点になります。
 
 ターゲット競技の場合は男子90・70・50・30M、女子は70・60・50・30M各36射、合計144射の合計で競うのが「シングルラウンド」。50・30Mの競技は50M36射。30M36射、合計72射720点満点で競います。的は90・70・60Mの長距離で使うのが一番外の輪の直径が122cm、真ん中の10点の直径が12.2cm。50・30Mの短距離で使う的の直径が80cm、真ん中の10点の直径が8cmです。ちょっとうまくなれば30Mで黄色いゴールドと呼ばれる9点からは外さないんで、30Mの距離でタバコの箱には当たるくらいの的中精度を持っています。90Mでもちょっとうまい人なら1M角の大きさからは外しません。ちなみに男子の30M世界記録が360点のパーフェクトということは、36本射って全部8cmの輪に入ったってことです。ライフル銃にはかなわないけど、ピストルなんかより遥かに的中精度が高いのがアーチェリーってスポーツです。
 それに日本ではあんまりしませんが、クラウト競技やフライト競技というのもあって単に飛距離を競うフライト競技では1kmを超えて矢が飛んだりします。普通にターゲット競技で使う弓でも競技は最長90Mなんで、飛ばそうと思えば200M近くは飛ばせます。だからくれぐれも扱いには注意してください。矢をつがえていなくても、人に向けては引かないのが最低限のルールです。

 

 どこで教えてもらえるの?!
 アーチェリーは国体の正式種目ってこともあり、日本全国すべての都道府県には「アーチェリー協会(又は連盟)」があります。その事務局に問い合わせるのが一番手っ取り早く確実です。アーチェリー協会を調べるだけなら、ちょっと愛想はないかもしれませんが東京渋谷の岸記念体育館にある「全日本アーチェリー連盟」( 03−3481−2402)に聞くのもいいでしょう。それと関東や関西、それに大きい都市には「プロショップ」と呼ばれるアーチェリー専門店があります。地方だと各地区協会の事務局を兼ねている所も結構多くあります。
 ところで日本のアーチェリー人口ですが、潜在人口も入れてだいたい15000人くらいの愛好家がいます。そんなかで13000人ほどが「全日本アーチェリー連盟」に登録してて、すごく選手志向の強い競技と言えるかもしれません。で、この13000人の内訳ですが、ほぼ半分の7000人ほどが「学連」って呼ばれる大学生で組織される団体に属しています。大学生半分の高校生を含めた社会人半分って感じです。男女の比率は残念ながら8:2で男性が多いでしょう。でも美人もたくさんいますよ。
 
 
大学生の試合風景   大学生の合宿風景
 
 中学校でアーチェリー部がある学校は少ないけど、あることはあります。大学生や高校生は学校にクラブやサークルがあればそこに入るのが近道です。社会人の場合は初めて教えてもらうのにプロショップの世話になるのも方法ですが、でも結構アーチェリー協会が主催して「初心者教室」をやってるもんです。まずはアーチェリー協会の門を叩いてみたらどうですか!!

 

 どんな練習をするの?!
 日本のアーチェリーの前身が弓道なんで、実はいろんなところに和弓のなごりが残ってます。これは弓具の名称なんかもそうなんですが、それ以上に指導方法に顕著に見られます。これは決して悪いことではなく、日本のレベルが短期間に世界に追いついたのもこのお陰でしょう。ま、このへんは言葉も分かり易いことだし、割り切って受け入れるのが賢明でしょう。
で、実際の初心者の練習は「素引き(すびき)」と呼ばれるものから教えられます。練習用の軽い(重さも軽いんですが、それより引っ張る強さがすごく弱い)弓で、矢もまだつがえず、ただ引く格好を繰り返し基本の引き方を教えられます。それができるようになると、次は「矢をつがえての素引き」です。まだ射ちませんが、初心者は引っ張る手に力が入るんで、なかなかうまく矢を引けないかもしれません。この頃は射たないんで、あんまりおもしろくないかもしれませんが基礎だからがんばってください。
 
 
最初は軽い弓で矢をつがえずに・・・   フォームが分かってくると矢をつがえて・・
 
 そしてこれがなんとかできるようになると、いよいよ実射です。とはいっても、まだ射つのは1Mくらいの「マキワラ(巻藁)」って呼ばれる練習です。マキワラは和弓の的に元々使ってた藁を束ねて硬く巻いたものなんですが、最近は稲を刈り取るのが機械になって短い藁しか手に入らないんで、マキワラとは言っても実際には古ダタミ(畳)を使うようになっちゃいました。でも、ともかくは1Mくらいから射ちだして、だんだん距離を伸ばしていきます。それでだいたい5Mくらいまで離れると「近射(きんしゃ)」という練習になります。でも、やってることはおんなじで、距離が少しずつ離れてくと思えばいいでしょう。これで30M(屋外の試合で射つ一番短い距離)まで離れて80cm角の的紙から外さなくなれば、もう一人前。一応ひとりでも練習に行けるでしょう。
 
最初は1Mくらいの距離からだんだん遠くに・・・
 
 じゃ、ここまでの練習にどれぐらい時間と期間がかかるのか? ですが。これは指導者のやり方と技術、それに初心者用の練習道具(いろんな強さの弓や矢)がどれだけそろっているかによって変わってきます。それとあなたの熱意、どれだけ練習するかですね。これはあんまり参考にはならないんですが、例えば大学や高校で1年生が初めて4月にアーチェリー部に入部したとします。すると、だいたい1〜2ヶ月は素引きを「させられ」ます。で、6月くらいから近射で短い距離を射ちだして、夏合宿の7月か8月に30Mってとこでしょうか。そして秋には50Mも射てて初めての50・30Mの試合を経験するって感じですかね。でも、これがあんまり参考にならない理由は学校クラブにはいろんなしきたりや暗黙の了解や上下関係があるんで、なんとなく毎年同じように予定をこなしてるようなとこがあるからです。ですから社会人の場合、あなたの熱意と環境さえあればもっともっと早く弓を射てて、試合にも夏頃には出ようと思えば可能だと思いますよ。
 
   大きい試合になると最長男子は90M女子は70Mから射つ「オールラウンド」と呼ばれる形式ですが、初心者は50・30Mだけの近距離の試合や初心者用の30Mだけの試合もあります。

   [ これは試合風景です ]

 

 やるのに何がいるの?!
 いるのは弓と矢なんですが、でもはっきり言って初心者の間は自分の弓や矢を買う必要はまったくありません。すべて教えてもらうところにある備品で充分です。弓や矢はなんとか弓が射てるようになってから(始めてから3ヶ月とか4ヶ月くらいしてから)自分に合った物を買うんで、最初は弓を引くためにいる「小物」だけが必要です。これは「アームガード(Arm Guard)」や「グラブ(Glove)」とか呼ばれる物なんですが、公営の施設や協会で持っているところもありますが、体に付ける道具なんで夏は汗が付いたりするんで、初心者教室でもこれくらいは買ってもらうところもあるようです。でも、続けるんだったらそんなに高い物でもないし、持ってて無駄にはならないもんです。
 
   アームガードは放したストリングが腕に当たっても痛くないように付けます。

 グラブはストリングを引く3本の指に被せて引く時や射つ時に指を保護します。

 
 ところで、アーチェリーの不思議なことのひとつにいろんな単位が混在していることがあります。たとえば射つ距離はフィールド、ターゲット、インドア、アウトドア、を問わず「M(メートル)」を使うのに、なぜか使う道具には長さは「インチ」、重さは「ポンド」を使うんです。おかしいでしょ。で、弓なんですが、だいたい試合で使う(少なくとも50Mの射てる)弓の強さ(引っ張る力)は男だと37ポンドとか38ポンド(17kg程度)、女だと32ポンドとか34ポンド(15kg程度)の弓を使います。上級者は40ポンドを超える強い弓を使うんですが、この強さは一般的には26インチ(65cm)を引っ張った時にこの強さになるということで、体格の大きいひとが26インチより長く引いて使う時は実際の強さはもっと強くなるし、逆に女の人で矢が26インチより短いともっと弱い弓の強さになっちゃいます。だいたい1インチで2ポンド変化するのが目安です。
 でも当然最初からこんな強い弓が引けるわけはないんで、ほんとの初心者が初心者教室で使う弓の強さは10ポンドとか15ポンド(6kg程度)くらいの弱い弓です。それも練習を続けるにしたがって、15ポンドが20ポンド、20ポンドが25ポンドとだんだんポンドアップしていき、数ヶ月かけて30何ポンドになるわけです。だから、この間は自分の弓を買う必要はないし、使う初心者用の弓もどんどん替わっていくわけです。
 矢にしてもおんなじです。近射で距離を射つようになっても初心者は10Mも離れると的に乗らない(的の畳から外れて地面や後ろの壁に当たるってこと)のが普通なんで、最初は備品の曲がっても平気な安い矢を使います。こんな頃に自分の矢を買っても無駄なだけです。それにフォームのできていない時期は長めの矢を使います。ともかく矢は自分の弓を買って、強さと長さが決まってから矢のサイズや種類を選ぶってわけです。
 
   初心者の間は長めの矢を使います。そうしないと、うまく射てない時に矢が手に当たってしまいます。

 

 お金はいくかかるの?!
 これが難しい。まず初心者教室に参加するのは無料から¥1000くらいで道具も貸してくれるんで、ともかくは行ってみましょう。で、ある程度射てるようになってからの練習する費用ですが、公営か営業用かでだいぶ違います。
 
   公営のレンジは安くで使用できますが、各協会への登録などが条件になっていることが多いので確認してください。

 安全にもくれぐれも注意してください。

 
 でも、一日練習しても数¥100から高くっても¥2000から¥3000程度でしょうから、ゴルフやテニスに比べりゃはるかに安いでしょう。それに練習といっても一日2〜3時間も練習すれば結構がんばってる方です。
 正直言ってアーチェリーでお金がかかるのは弓と矢です。弓は一度買えば、強さを変えたりしない限りは弓が折れたりってことはあんまりないんでそれだけです。昔はワンピース(One Piece)ボウと呼ばれる1本の弓だったんですが、今はテイクダウン(Take Down)ボウと呼ばれる3つに分割できる折りたたみの弓になりました。真ん中部分がハンドル(Handle)と呼ばれる金属でできてて、その上下にリム(Limb)と呼ばれる弓のたわむ部分が取り付けられます。このハンドルとリムをセットしてアーチェリーの弓ってわけですが、これがだいたい¥70000から高いもので¥200000弱するものまであります。ハンドルはアルミニュームかマグネシュームの合金でできていて、リムは木芯にグラスファイバーやカーボン繊維を張り合わせたものが一般的です。競技志向の強い競技に加えて目立ちたがりやが多いのでついついオリンピック選手が使うのと同じ道具を買う傾向にあるんですが、これはまったくのナンセンスです。ほんと、正直言って¥100000を目処に考えることをお勧めします。ちょっと知識があればアメリカ製の輸入品がほとんどなんで、インターネットやカタログを使って直接輸入すればだいぶ安く購入できます。ちなみに弓も矢も関税率は0%なんで消費税の5%が上乗せされるだけです。小物もほとんど個人輸入が可能です。がんばってみてください。
 ではもうひとつの矢なんですが、こっちが正直弓より高い。これは日本の相場がってことですが、それに加えて矢は弓と違って完全な「消耗品」ってことが大きく影響します。的を外せば折れたりするし、普通に射ってても扱いが悪いと曲がってきます。練習だと一回に6本を射つんですが、普通は12本はいります。これこそ値段はピンキリなんですが、1ダース¥30000も¥40000もする矢ははっきり言って無駄です。消耗品として考えりゃ1ダース¥20000くらいまでじゃないですかね!!ともかく趣味なんだから、安くでやる方が正解です。
 
   矢を入れて腰にさげる道具クイーバー(Quiver)と言います。でも、弓も矢もそしてこういう道具も初心者のうちは備品で充分です。
 
 それから弓と矢以外にもそれを入れて持ち運ぶ「アローケース」(¥10000くらい)や矢を入れて腰に付ける「クイーバー」(¥4000くらいかな)、そして弓に取り付ける照準器の「サイト」(ちょっと高くて¥20000弱かな)や「スタビライザー(安定装置)」(全部で¥20000くらい)なんかがうまくなるにつれて必要にはなるんですが、これは最初には必要ないんで、自分の技術と予算をみてゆっくり考えれば充分です。
 

 

 道具はどこで買うの?!
 もしアメリカに行く機会があるなら、ショッピングモールのデパートを覗けばどこでもアーチェリーのお手軽キットみたいのが安くで売ってます。とはいっても、ほとんどがコンパウンドのハンティング用なんですが。日本でも一昔くらい前ならスポーツ用品店でも売っている所があったんですが、最近は「プロショップ」と呼ばれるアーチェリー専門店でないとなかなか手に入らないのが現状です。だいたい60店くらいのプロショプと呼ばれるお店が全国にあるんですが、多くは東京・横浜、そして大阪・神戸近辺に集まってます。とは言っても、北海道や東北や九州・沖縄でも協会の事務局を兼ねたりして結構あなたの近くにもあるかもしれません。
 それとプロショップのオーナーは元選手や今でも現役って人が多いので、道具を買うだけじゃなくいろんな話も聞けると思います。でも当然プロショップも商売なんで、併せて協会や経験者のアドヴァイスも積極的に耳を傾けることも忘れないようにしましょ。
 

 

 試合にでるのはどうするの?!
 大きい試合や全国大会に出場するには「全日本アーチェリー連盟」に登録する必要があります。登録は春先に各都道府県の協会単位におこなわれ、登録費は年間¥4000、19歳以下は¥800です。(2000年度) でも、実際初心者のうちはわざわざ全日本に登録する必要はなく、各協会への登録だけで充分でしょう。これだと年¥2000か¥3000程度、府県によってはスポーツ保険に入るのを義務づけてるところもあって、高くても¥4000くらいまででしょう。それと、少なくとも各地区の団体には入っていないと公営のレンジとかが使えないことがあるんで注意してください。
 
   国体は1999年からルールが変わってそれまで50・30Mの試合だったのが、オールラウンドの試合になりました。

   [ 国民体育大会 秋季大会 アーチェリー競技 ]

 
 それで、ちょっと気が早いんですが実際の試合ですが、ターゲットアーチェリーの場合11月にある全日本選手権に出ようと思うとだいたい5月くらいから始まる各都道府県の公認競技会や6月の全日本社会人選手権なんかでいい点数をだして這い上がっていくことになります。国体は例年10月ですが、こちらもだいたいおんなじですが各都道府県で選考方法が違います。また大学生は学連で4月にリーグ戦があったり、社会人とは別の試合が行われてます。でも、そこまで急に行かなくても、だいたい4・5月は50・30Mの近距離の試合が主に行われて、このころは予選もなく初心者には出易い試合が結構あります。また、11月ころから翌3月ころにかけてはインドアの室内での競技が盛んで、これは主に18Mの競技なんでこれも初心者には出易いでしょう。それと8月には全日本実業団や10月にはマスターズといった全国大会もあります。
 
 
 アーチェリーの試合は幸か不幸かドシャ降りの雨や雪、風でも行われます。雨の時はカッパに長靴なんてこともあります。    夏は炎天下で一日弓を射つのも普通ですから、よっぽど覚悟を決めて始めるようにした方がいいですよ。
 
 それと試合となると当然いろんな決まりやルールがあるんですが、服装はちょっと前まではアーチェリーは白のスラックスか女子は白のスカートと決まってたんですが、オリンピックの見てくれを考えて世界のルールが改正されて、今では色付きのスラックスやショートパンツも着用できるようになりました。さすがにGパンはだめなんですが、ともかくはスポーツのできる動きや易い格好と運動靴があれば試合に出られます。それとあとは腕前ですが・・・

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