弓のうんざり「3rd Axis」(2nd)
同じように「ピボットポイント」(グリップの一番深い位置)の位置も非常に重要です。確かに多くの弓はヤマハの位置関係(セットアップポジション)をコピーしてはいます。しかし微妙な違いも存在します。仮に「差し込みポイント」も「ピボットポイント」も、それが最良だとメーカーが言うのであれば、差し込み角度の絶対位置(デフォルト)同様、それらにあわせて作られたそのハンドル専用のリムがなければなりません。ハンドルとリムはワンピースボウのようにセットで設計され使われてこそ、本来の性能が発揮されるのです。しかしこんな重要なことについてもメーカーは語らず、ほとんどのアーチャーは考えもしません。 なぜなら、リムの1stAxis(差し込み角度)は自分で動かせても、ピボットポイントもリムの差し込み位置もアーチャーの自由にはならず、ここだけはメーカーの与えるままです。ユーザーはこの部分だけはメーカーの仕様を買うしかないのです。 デザインや色、重さや価格でハンドルを選んでも、ピボットポイントや差し込み位置でハンドルを考えるアーチャーは稀です。
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