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1976年 全米選手権

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Bill Bednar

もう1枚写真がありました。この左射ちのアーチャーは誰でしょう? OKスマサーズは知らなくても、彼は分かるでしょう。か?

1976年、個人的には初めての全米だったのですが、実は連盟からの派遣ではありません。当時まだ、大学卒業一年目で、一般企業に勤めていたのですが、ヤマハの広瀬明さんから、参加しないかというお誘いが掛かりました。結果、費用の半分をヤマハが、残り半分を個人で払うことで2人で初めてのアメリカ珍道中ということになったのです。
それまでには、アメリカで生活している松島さんや徳力さんなどが参加されていたようですが、日本からの参加は初めてです。
途中、モントリオール経由で街中でデモシュートをしたりしながら、200年祭で賑わうアメリカを、言葉も通じない中をワシントン経由で200年前アメリカ独立戦争でジョージ・ワシントンが戦った、アメリカ人にすれば記念すべき(日本人なら関ケ原??)だだっ広いバレーフォージに向かったのです。

初めての全米選手権、それまでアメリカの雑誌でしか見たことのない伝説のアーチャーや多くの現役のトップアーチャーを目の当たりにすることができました。そして同じシューティングラインを跨ぐことで、多くの友人ができました。

では左のリック・マッキニーと弓を射っているのは誰でしょう?
この二人はこの年の秋、ヤマハの招待で日本に来ました。
リック・べドナー、全米インカレチャンピオン。最初の写真「ビル・べドナー」の息子です。

XXIth World Championship Tournament
August 10 – 13, 1961
OSLO, NORWAY
1st. Thornton, J, USA 238/2 280/4 296/1 322/7 1136/1
271/1 280/7 295/1 328/2 1174/1
509/1 560/2 591/1 650/4 2310
10th.Bednar, W, USA 174/41 261/11 253/32 312/17 1000/22
227/7 268/15 286/3 322/6 1103/6
401/25 529/14 539/10 634/10 2103 285 H 39 G
世界選手権での優勝こそないのですが、この翌年にPAAに登録、1963年PAAタイトル獲得を最初に10年間プロの頂点に君臨。
Professional Archers Association Champion, 1963, 65,and 66
PAA’s top money winner in the 1960’s
Ben Pearson Open Champion, 1966
  Many state and local titles

本当にたくさんの知り合い、友人ができました。が、あれからもう50年。もうあの頃のトップアーチャーと会うことはできません。
ビル・べドナーも2007年殿堂入りしていますが、2009年に84歳で亡くなっていました。しかし、彼らの栄光は永遠に残ります。

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