Ray Rogers
1969年（昭和44年）にアーチェリーを始めた高校1年生が知っている物語は、1967年から始まりました。
2年後のバレーフォージでは、「たった3点差」で「ハーディー・ワード」が「ジョン・ウイリアムス」を下して」「世界チャンピオン」になったのです。この時レイ・ロジャースは7位でした。
XXVIth World Championships Tournament
July 18 – 31, 1971
KNAVESMIRE YORK, ENGLAND
1.J.C.Williams 266/5 294/4 316/1 343/1 1219/1
USA 284/1 317/1 310/1 315/17 1226/1
550/1 611/1 626/1 658/3 2445
2.K. Laasonen 262/7 290/9 306/6 343/2 1201/2
Finland 261/17 304/3 296/4 319/6 1180/4
523/7 594/2 602/4 662/2 2381
3.R. W. Pullen 261/9 294/6 312/3 331/12 1198/3
Canada 260/19 296/11 296/6 316/12 1168/6
521/10 590/3 608/2 647/8 2366
そして2年後。前回3点差で敗れた「ジョン・ウイリアムス」が、今度は「64点の大差」で「世界チャンピオン」となるのです。
これが高校3年間の知っていた、1967年から1971年の世界の出来事でした。
ハーディー・ワードは1970年、ジョン・ウイリアムスは1974年に初来日。その後も彼らと直接会うことができるのですが、レイ・ロジャースは来日することはなく、直接会うことは叶わず、2020年に亡くなったようです。
世界で最初に1200点を射った、最後のノークリッカーの世界チャンピオン、レイ・ロジャースを見るのは、この写真が最初で最後でした。
が、「美しさ」と「カッコよさ」、そして何よりも「パワー」を知るには十分でした。
XXIVth World Championship Tournament
July 25. – 28. 1967
AMERSFOORT, HOLLAND
1. R. Rogers 218/36 287/4 299/2 336/3 1140/2
USA 237/11 299/1 296/2 326/15 1158/2
455/18 586/1 595/1 662/6 2298
2. J. I. Dixon 237/8 277/13 287/7 328/10 1129/3
England 238/10 288/6 294/6 334/6 1154/3
475/7 565/8 581/5 662/4 2283
3.H. Ward 228/21 268/24 280/12 327/12 1103/16
USA 264/1 287/7 302/1 326/19 1179/1
492/3 555/13 582/4 653/12 2282
「レイ・ロジャース」という「バラの入れ墨入れた」「オクラホマ」の「ノークリッカー」の「世界チャンピオン」で、「ハーディー・ワード」を下して1位になったというのが、初めて知った「世界」でした。そしてこのあと、大人になって知ったのが、この大会で「宮田さん」というのが「和弓で参加」して「最下位」になって「全ア連」ができたという話です。
そして、
XXVth World Championships Tournament
August 11-20, 1969
VALLEYFORGE PARK, USA
1.H. Ward 269/1 305/3 305/4 341/1 1220/1
USA 267/7 307/1 300/5 329/11 1203/2
536/1 612/2 605/2 670/2 2423
2.J. Williams 256/9 314/1 299/13 336/9 1205/2
USA 277/3 306/2 300/4 332/6 1215/
533/2 620/1 599/6 668/5 2420
7.R. Rogers 247/17 288/13 298/17 330/19 1163/13
USA 263/10 300/6 293/16 332/8 1188/6
510/10 588/3 591/12 662/8 2351
