予備知識・一般常識– category –
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70ポンドのリムの作り方
競技用コンパウンドボウの上限は60ポンドですが、リカーブボウでは上限がありません。とはいえ、昔アメリカで100ポンドの弓を引かせてもらったことがありますが、日本で... -
どっちが上で、どっちが下リム?
ティラーハイト(Tiller Height) は、ストリングハイトとは違います。「ティラーハイト」はストリングを張った弓の、リムの付け根部分での弓からストリングまでの長さを... -
サンドイッチの切り方
今皆さんが使っているリムは、多分サンドイッチ製法で作られています。この製法は木製か発泡材の芯材に、CFRP と呼ばれるプラスチック下敷きのようなカーボンの板を、何... -
スタッキングポイントとボウレングスの微妙な関係
弓の特性図ともいえる f-x曲線は、「ドローレングス」に対する「ドローウェイト」で描かれます。つまり、アーチャーの引き長さや弓の持つ「パワー」も性能の一部であり... -
f-x曲線とスタッキングポイント
弓の長さ「ボウレングス」は、一般に「66インチ」「68インチ」などと表されます。これは弓のチップからチップまでの長さではありません。AMOの規格に準拠するかもありま... -
1st.-2nd.-3rd. Axis
パンドラの箱から飛び出したのは、リムの差し込み角度からのポンド調整だけではありません。「サードアクシス」を知っていますか。リカーブボウではあまり聞くことのな... -
パンドラの箱から魑魅魍魎が
最初に1本の直線が引かれます。ハンドル(弓)の「中心線」です。そしてこの線上に置かれるのが、グリップの一番深い所にある「ピボットポイント」です。これがすべて... -
アルマイトを発明したのは誰?
アルマイトを発明したのは誰? コンパウンドのインドア競技では、まだアルミシャフトが多く使われていますが、手が黒く汚れることはありません。ところが1970年代前半ま... -
1回転=1mm=1ポンド
表示ポンドは個々のリムに書かれている強さのことで、基本的に同じ基準で測定されています。アメリカの統一団体、ATA(前身はAMO)と呼ばれる組織で決められているもの... -
ホイットおじさんの「Hoyt」終わる
そこでヤマハも、24インチハンドルを基準とするのですが、ヤマハの開発コンセプトの基本にあるのは、「日本人によって世界を制覇する」ことです。そこでHoyt のハンドル... -
川上源一 1912年1月30日 – 2002年5月25日
当時国内では竹製の洋弓しかなかったのが、アメリカ市場を視察した際に、Howard Hill からもらった弓を持ち帰ったことから、日本のアーチェリーが始まりました。その弓... -
性能は差し込み角度に宿る
それは驚異的な出来事でした。誰も見たことがない「白いハンドル」が、いとも簡単に世界記録で栄冠を手中に収めたのです。1972年ミュンへオリンピック、Hoytはまだ市販...