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栃木県馬頭町
2022年。第77回「いちご一会とちぎ国体」開催。
あれからもう42年。1980年(昭和55年)は、第35回国民体育大会秋季大会「栃の葉国体」でした。栃木県において初めての国体ですが、アーチェリーにおいても初めての国体でした。
このことは、全ア連にとって長年の悲願であり目標でした。オリンピックの正式種目になって世界でアーチェリーが認識されるのと同じように、国体種目になることは日本においてアーチェリーがやっとスポーツとして認識されると同時に、やっとスタートラインに立つことを意味していました。
1959年第1回全日本選手権開催。1969年全日本アーチェリー連盟、全日本弓道連盟から独立。1972年、52年ぶりにオリンピック競技に復活。そしてやっと1980年、国体の正式種目となりアーチェリーが初めて国体に参加したのです。
あれから42年、国体を含め日本のアーチェリーはどう変わったでしょうか。あの時スタートラインに立ち描いた次の目標や夢は、どれだけ近づき、叶えられたでしょうか。もう、あの時のお祭り気分と期待、これからに向かう高揚感を知る人はほとんどいなくなってしまいました。。。